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vol.147 -「話題のChatGPTを使ってみた」

■ChatGPTとは

ChatGPTとは、アメリカのOpenAIが開発した自然言語モデルです。

このモデルを使ってチャットでユーザと対話するためのWebサービスも同時にリリースされており、

2022年12月1日(現地時間)に発表されて以降、Twitter等でも話題になりました。

ChatGPTは、質問などをテキストで入力すると、まるで人と会話しているような自然な文章でAIが回答してくれます。

日本語にも対応しており、指示したプログラムコードを出力することもできます。

この記事の執筆時点では誰でも無料で利用できます。


■ChatGPTの始め方

初めて利用する場合は、OpenAIの公式サイト(https://chat.openai.com/)から「Sign up」を選択し、アカウントを登録します。

アカウントの作成にはメールアドレスを登録する方法以外にも、GoogleやMicrosoftアカウントと連携する方法もあります。

アカウント登録の際に、SMSによる認証のために携帯電話番号の登録を求められますのでご注意ください。


アカウント作成後は、OpenAIの公式サイト(https://chat.openai.com/)へ戻り、「Log in」を選択します。そしてアカウント情報を入力し、ログインします。


■ChatGPTの使い方

使い方は簡単です。画面下のテキストボックスに文章を入力して送信アイコンをクリックするだけです。


例えば「ChatGPTについて教えてください」と入力すると、下のような回答が返ってきました。


続けて「いつリリースされましたか?」と入力すると、wikiなどとは違い、あいまいな回答が返って来ました。

人間っぽさがありますね。


次に、ChatGPTはプログラムコードも出力できるとのことなので、「Java言語でピーク検出のコードを書いてください」と入力してみます。


このようにJavaのコードとコードの解説を出力してくれました。

ただ、あまりイケてないコードなので、二分探索法を使ったコードを出力してもらうようお願いしてみます。


今度は二分探索法を使ったコードが出力されました。少し手直しすれば使えそうですね。


次に技術のトレンドについて会話してみました。

自動車産業の今のトレンドや、キーワードへの解説もわかりやすく答えてくれました。

さらに会話を重ねると、詳細や具体例なども教えてくれました。まるで有識者と会話しているようです。ブログやメルマガなどにも使えそうなほど精度の高い内容です。


■使い方にはご注意を

他にもいくつか質問を試しましたが、中には間違っている回答や質問に回答できないケースもありました。また、トレーニングされたデータの範囲は2021年までですので、回答内容の情報が古かったり、2022年以降に関する質問には回答できません。

回答内容をそのまま鵜呑みにせず、間違っている可能性があることを念頭に利用する必要があります。


とはいえ、質問に対して精度の高い回答を返してくれるChatGPTには、AIの進化と可能性を感じさせられました。現在はプレビュー版の段階ですが、さらに完成度が高まれば、検索エンジンの代わりになる日が来るかも知れませんね。


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